ホームスポンサーされたトランプコイン、急落後も強気相場の可能性|専門家が分析

トランプコイン、急落後も強気相場の可能性|専門家が分析

ドナルド・トランプ米大統領が就任式前日に発行した自身をテーマにしたミームコイン、トランプ(TRUMP、トランプコイン)の価格が19日、数分間で約50%の急落を記録した

一部では「ラグプル(不正な資金流出)」との比較も出ている。現在の取引価格は48ドル(約7万1000円)で、史上最高値から約30%下落した水準となっている。

急落後の投資判断が分かれる展開

投資家たちは現在、TRUMPの「押し目買い」のタイミングを探る状況となっている。機関投資家の間でも意見が分かれており、一部の大口投資家は31ドルからの押し目買いを実施。

一方で、MELANIAやBARRON、Wall Street Pepe(WEPE)などの新規ミームコインへの利益確定売りを選択する投資家も出ている。

エリオット波動分析が示す今後の展開

エリオット波動理論(市場の動きが5つの上昇波と3つの調整波で構成されるとする分析手法)では、TRUMPは現在、第5波動期に入っているとされる。チャート分析からは、調整的性質を持つ第4波動がA-B-C構造を完成させ、75.80ドルから31.64ドルまでの58%下落で終了したと見られる。

新規ミームコインの第4波動では50-60%の調整が一般的とされる中、第5波動では通常、新高値を更新する展開となる。実際にTRUMPは底値から3回連続で高値を更新し、3回連続の安値更新も目前としている。

大手取引所上場と新規トークンの影響

著名トレーダーのブランツ氏は、トランプコイン(TRUMP)は数日間の横ばい相場を経た後、90-100ドル(約13万3000-14万8000円)の新高値を目指す可能性があると指摘している。

Binance(バイナンス)、Coinbase(コインベース)、Robinhood(ロビンフッド)など主要取引所への上場実現により、Official MelaniaやOfficial Baronの新規参入による影響を考慮しても、強気相場の継続が期待できる状況だ。現在の48ドル付近では、大口投資家による強い押し目買いも確認されている。

MELANIAとWEPEへの資金シフト

TRUMPは現在の価格でも投資妙味があるものの、新高値を更新しても新規投資家のリターンは約2倍程度にとどまる見通しだ。このため、一部の投資家はMELANIAやBARRONなどの新規プロジェクトへの資金シフトを進めている。

ただし、これらはTRUMPに連動した二次的な投資対象であり、本家ほどの上昇は期待できない可能性がある。MELANIAの時価総額は既に20億ドルを突破しており、上値余地は限定的とみられている。

一方で、時価総額の小さい新規ミームコインへの需要は依然として高く、TRUMPの急騰を契機にミームコイン相場が活況を呈している。その代表例が新規ICOプロジェクトのWall Street Pepe(WEPE)で、既に5300万ドル(約78億円)を調達し、日々100万ドル以上の資金流入が続いている。

WEPEの特徴は、保有者限定の「アルファ情報グループ」にある。このVIPグループでは、2025年の強気相場における取引戦略や市場分析、投資機会などの情報が提供される。

さらに、TRUMPやMELANIAのような有望なミームコインの早期発掘情報も共有される仕組みだ。このユニークな価値提供と低い時価総額から、初期投資家の間では最大50倍のリターンを期待する声も出ている。

Wall Street Pepe公式ウェブサイトをチェックする

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